赤ちゃんが、お父さんやお母さんの話す言葉を毎日繰り返し聞いているうちに、いつのまにか覚えて話せるようになっていることに着目した、創始者 鈴木鎮一の「母語教育法」は、話す能力が生まれつきではないように、音楽も含めたすべての才能は、生まれつきではなく、環境によって養われると考える教育法です。
生まれたその日から赤ちゃんが言葉を覚え始めるように、バイオリンやピアノを始める時期にも早すぎることはありません。幼児期こそ、教育の大切な時なのです。 そしてこの教育法は何歳からでも決して遅いことはありません。
スズキ・メソードのレッスンは最初は楽譜に頼らず良い音楽をたくさん聴いて音楽を覚える事からはじまります。 良い音楽をたくさん吸収することで自分がバイオリンやピアノを演奏する際に「良い音、良い音楽」を自然に表現出来るようになります。

こどもたちは、初めからバイオリンやピアノを弾きたいわけではありません。
大切なのは、「自分もやってみたい」という意欲を起こすことです。スズキ・メソードでは、その気持ちを大切に育てていきます。そこから自主性が生まれ、レッスンに通うことから集中力や忍耐力も育つのです。

お子さんが、自らやりたいという意欲が生じるように導くこと。そのためには、できたことを褒めてあげましょう。欠点ばかりを指摘したり、関心のないことを強要する場面では能力は育ちません。
また、スズキ・メソード「親子で学ぶ」ことを基本としています。親御さんも一緒にレッスンに通い、家では先生となって繰り返してください。バイオリン・ピアノを演奏する経験の有無は関係ありません。
先生がしたように、言ったように毎日繰り返すことで同じ目標を持ち、「できた！」という喜びを共有できるでしょう。

詳しくはスズキ・メソードホームページをご覧ください。